看護師のストレス要因「医師の理解の無さ」

看護師のストレス要因2〜医師が理解してくれない〜

看護師は、医師の指示のもとで働くもの

 看護師は何をするにも医師の指示のもとで動きます。○○をしてよいか、○○の薬を継続してよいか、患者が○○と言っているが希望通りにしてよいかetc.きりがありません。つまり、具体的な方法は看護師に任されているが、何かをする・しないという判断は医師が行うものなのです。その分医師は最終責任を負う立場にあり、実はとても大変な職務にあるのです。
 考え方を変えると、医師とうまく関係を保てない場合は、看護師の業務は何もできません。自分が見たことは自分で報告しなければなりませんし、夜勤の時や看護師数の少ない職場では、医師と関わることを避けようとしてもできるものでもありません。
 結局、看護師は医師の指示のもとで働くもの。それをまずは腹に据えなければ、看護師としての仕事は成り立たないのです。

知性の欠ける医師、人間性に疑問のある医師

 医師にはいろんな人がいます。看護師にだっていろいろなタイプの看護師がいるのだから、当然と言えば当然。ただ、人間的に未熟な医師が多いと言わざるを得ません。医師は確かにたくさんの勉強をして、辛い研修医時代を超えて、寝食を削ってまで働いている人が大勢います。しかし、頭が良い(知識がある・勉強ができる)のと、優れた医師というのは違います。患者受けだけが良くて、看護師受けの悪いという人は滅多にいません。患者の前でだけ取り繕うということは、できないのです。
 医師の中にはベテラン看護師にも、ひどい言葉をかける人が大勢います。看護師ですから、いくらベテランであっても医師の指示には従わないといけません。しかし、人間性を否定する権利はありません。病院の中で医師として働くから看護師より上のように感じるのですが、一歩外に出ればただの若者です。何より、看護師と医師は本来コメディカルとして横並びにあるべきであって、看護師は医師の「部下」ではないのです。(クリニックの場合は医師=上司=経営者ですから、部下となってしまいますが…)

医師とはそんなもの

 人間性、知性に欠ける医師は大勢いるし、一方的に看護師に当たり散らすことにも、仕事をしていれば当然出くわすことでしょう。毎日がストレスで押しつぶされそう、という人もいるでしょう。けれど、そこで負けずに働き続けて欲しいのです。看護師のことを理解してくれない医師に対して不快に思っているのは、あなただけではないのだから。そして、あなたの看護を必要としている患者がいるのだから。
 もともと医師は、高圧的な態度をとる人が多いもの。医師とはそんなもんだと受け止めておいた方が気楽ですし、優しい態度を期待しないでおきましょう。そして、他者へ言葉を発することが苦手という人は、外来やクリニック等の医師との距離が近いところで勤務するのは、避けておいた方が必要以上のストレスを抱えずに済むかもしれませんね。