看護師のストレス要因「労働時間の長さ、時間外勤務」

看護師のストレス要因4〜労働時間の長さ、時間外勤務が多い〜

看護師に時間外労働はつきもの

 どの部署で働くにも、看護師に時間外労働はつきものです。人間相手にしているので、ぴったりと時間でシャットアウトするということはできません。勤務の終了間際に急変が起こったり、重症者が来院したり、入院を受け入れたり。
 ですから、看護師に時間外労働はつきもの。むしろ、時間ピッタリで終わらないものと思っていたほうがストレスになりません。17時までの勤務で、絶対に18時までに子供を迎えに行かなければならないとなると、着替えや移動時間を除くと30分程度しか余裕がありません。いざという時の対処には間に合わないかもしれません。そしてその30分がとてもイライラしてしまうのです。

パートになれば気楽?

 残業や年末年始の勤務をしたくない、もしくはできないという場合にはパートを選択することがありますね。これは子育てをサポートしてくれる人がそばにいないと、そうせざるを得ないことがあります。ではパートになれば「私は15時までのパートだから帰ります」と言い切って帰れるかというと、それはまた別。慢性的にいつもその時間は忙しいというのであれば、そこはドライに帰るのもありでしょう。ただし、入院が重なった場合や重症患者がいるのなら、パートであってもある程度の残業は必要です。
 パートだからと何があっても時間で帰る人に対しては、周囲の目は厳しくなります。結局、正規もパートも時間できっちり帰ろうとするのはなかなか難しいものなのです。そして、意外にもその傾向は、クリニックや外来の方が強いのです。なぜなら、次に引き継いでくれる準夜や深夜勤務者がいないので、自分達だけで最後までやり遂げる必要があるからです。

パートも正規も、同じ看護師

 患者や患者家族からすると、誰がパートか正規かなんて関係ありません。時短で働いていても、終わるギリギリで仕事を頼まれることがあります。その場合、あなたはどうしますか?給料に差はあっても、時間内は正規もパートも同じ仕事をするのは当たり前。同じ看護師ですから。中には終業間際になると帰り支度をする人もいますが、それはNG。時間までは自分が対応して、区切りのいいところで引き継ぐべきです。
 誰だって自分の生活がありますし、小さい子供のいる場合は尚の事、時間で帰りたいものです。しかし、それができないところも含めて看護師の給料である、と考えた方がよいのではないでしょうか?いくらパートでも、やはり他の職種に比べたら時給は高いのですから。

職業倫理と、業務の見直し

「看護師だから、一般事務より給料は高くて当たり前」「自分の勤務は○時まで」と思うのは最初から辞めておいたほうが、ストレスになりません。看護師としての倫理感を持っていれば、多少の残業はあって当然だと思うべき。もちろん、その分の手当はもらいましょう。
しかし、慢性的にいつも時間外労働を強いられ、スタッフがみんなヘトヘトというのは、職場の問題として検討する必要があるでしょう。いくら職業倫理に基づいて働くといっても、毎日何時間も時間外労働を伴うのは、それはただ時間外労働が蔓延しているだけですから。